さかな屋さん直伝!自家製塩筋子の作り方

燻製、醤油漬け

こんにちはuoseiです。

本日は自家製の塩筋子の作り方をご紹介します。
筋子といえば9月から11月頃にかけての秋鮭の卵をイメージすると思いますが、
今回は今が旬のマスの筋子を使って塩筋子をつくります。
基本的に作り方は一緒なので秋鮭の筋子でも同様に作れるので参考にしてください。

材料
マス筋子     5~6本
塩        約10g(水に対して3%)
水        300ml
塩(塩漬けよう) 少々


こちらが本日のマスの筋子です。
実際のところ生のマスの筋子はスーパーや市場でもほとんど売っていないので、
釣ったマスのお腹からでてくるか、スーパーで売っていたらラッキーと思ってください。


まずは筋子を塩水につけておきます。
筋子をきれいにする為と卵をきゅっと引き締める効果があります。
1~2時間冷蔵庫にいれておいたあと塩水から取出しキッチンペーパーでしっかり水気をふき取ります。
筋子の表面にまんべんなく塩を振りかけてキッチンペーパーかキッチンタオルで両面包みます。


1日冷蔵庫で寝かしておきました。
キッチンタオルが真っ赤になるほど水分がでてます。
今回使ったマスの筋子はサイズが小さいので塩の量も少なく、1回でちょうど良い感じに仕上がりましたが、
秋鮭の筋子の場合はもっとサイズも大きいので数回塩漬けの工程が必要になります。
この塩加減が非常に難しいので、最初はしょっぱくなりすぎる等の失敗は覚悟した方がよいです。


生の筋子はアニサキスなどの寄生虫が潜んでいる可能性があるので、
一度冷凍庫に入れて凍らせます。
アニサキスは-20℃で24時間で死滅します。
ただ家庭用の冷凍庫では完全に筋子が冷凍されるまでに半日以上かかるので、
2日以上は冷凍しておきましょう。


こちらが3日冷凍した筋子です。
塩が良い感じに入っているので常温で30分おいておけば解凍できました。


塩筋子といえば白飯なので早速ご飯にのせて食べてみます。
そのまま食べると少ししょっぱい感じですが、ご飯にのせるとちょうど良い塩加減です。
おにぎりに入れても美味しいと思います。
今回は絶妙な塩加減で作れました。
皆さんも機会があれば是非作ってみて下さい。

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