いくらの醤油漬け

珍味

こんにちはuoseiです。

本日はいくらの醤油漬けをご紹介します。
今年もついに生鮭(秋鮭)が始まりました。
北海道のさかな屋さんとしては生鮭が始まるとそろそろ秋だなと感じてしまいます。

生鮭が出てくる事ということはいくらの醤油漬けの時期でもあります。
ただ生鮭の出始めはいくらの粒も小さく潰れやすいので状態の良いいくらの醤油漬けを作るなら
9月、10月まで待った方が良いと言われています。

それでも今年のいくらの状態や気になるお値段なども併せてご紹介したいと思います。

材料
・生筋子        約350g
・しょうゆ       100ml
・みりん        100ml
・酒          100ml


本日の生筋子がこちらです。
やはり出始めの生筋子ということもあり少し粒も小さいです。
気になる価格ですが100g当たり980円です。
ここから単価がどうなるかはまだわかりませんが、今の時点では去年と同じくらいかと思います。


早速ばらしていこうと思います。
生筋子のばらし方はいろいろな方が方法を掲載しているのでさらっとご紹介します。
まずは50℃くらいの塩水(約3%)を作りその中に筋子を入れます。
熱くて手を入れられないのであれば少しお水をいれて塩水のなかでばらします。


ばらし終わった塩水がこちらです。
真っ赤で中のいくらが全く見えません。
やはり粒が柔らかく潰れてしまいました。


水を捨てていくらをみると潰れたいくらがあるのがわかります。
白い皮が潰れたいくらです。


水を入れては捨ててを4、5回繰り返せば薄皮もなくなりきれいになります。


こちらが水で洗った直後のいくらです。
白いいくらがたくさんあり心配になりますが問題ありません。


10分程待てばきれいなオレンジ色になります。


後は容器に入れて醤油ダレを入れるだけです。


醤油ダレはシンプルにしょうゆ、酒、みりんを1:1:1で沸騰させるだけ。


醤油ダレが冷めたら容器に入れ一晩漬け込みます。


ご飯が見えなくなるくらいお茶碗にいくらを乗せたら完成です。
醤油ダレといくらの濃厚さが相まってめちゃくちゃ美味しいです。これぞ北海道の味覚です。
いくらの粒も小さかったので少し柔らかいのかと思ったのですが粒はしっかりしていました。
今の時点でもかなり完成度が高かったのでこれから大きくなるいくらがさらに楽しみです。
皆さんも生筋子が手に入ったら是非作ってみて下さい。

コメント